自社開発のIOT技術でモノづくりを昇華させたい！
我々は、IoTという言葉が無い時代2000年の初めから、寸法データ、機械データ、センサーデータをビッグデータ化し、それらのデータを駆使して工場を操業しております。
我々のIoT技術には、「現在地を知る」というコンセプトがあります。今現在の我々のモノづくりの状況を良いも悪いもスナップショットしていくことで、我々が「良い状態にいるのか」、「悪い状態なのか」、「良い状態に向かっているのか」を認識することを「現在地を知る」という道標にしました。全ては「現在地を知る」ことを実現させるという強い思いから出発しました。そして、我々はそのコンセプトを実現するための3つのアクション「即発見する」「全体像を知る」「再現する」を実践しています。
1つ目の「即発見する」は、リアルタイムで品質異常、機械異常を検知し、大きな問題になる前に問題を抑制してお客様や現場スタッフに負担がかからないモノづくりに貢献を目指しております。
2つ目の「全体像を知る」では、個別のデータでは分別のつかない事象でもビッグデータとしてデータを扱うことで、モノづくりの背後にある変化点や事象の分類・分岐点を一瞬で発見することを目標としております。変化点や事象の分類・分岐点を発見し、品質力UP、技術力UP、開発力UPに繋げていっております。
3つ目の「再現する」では、上記のように厳しく管理をしていたとしても、問題が起きてしまうのがモノづくりの怖いところであります。しかし、厳選されたビッグデータを使用することによって、様々な問題が発生し た状況を再現することを可能にしました。真の原因究明を達成することによって、再発の防止、極限のトレーサビリティの実現を目指しております。
この3つのアクションで「現在地を知る」というコンセプトを実現させ、関わる全ての人に「安心」を届けるモノづくりを目指していきます。この思いが、我々のIoT技術をより発展させていく原動力になっておりま す。